仏様とともに、ご先祖様や亡くなった親族をお祀りする「仏壇」。
仏壇を購入する機会は一生に一度あるかどうかというくらい、頻繁にあるものではありません。
だからこそ仏壇選びに失敗しないよう、仏壇の違いを知っておくことが大切です。
そこで今回は、仏壇の種類についてご紹介します。
仏壇は大きく分けて3種類
1.家具調仏壇
インテリア性が高く現代の住まいに合う「家具調仏壇」が現在は主流。
北海道札幌市に本店をもつ仏壇・仏具・墓石販売を手がける「誠心堂」では、仏壇を購入するお客様の95%がこちらの仏壇を選んでいます。
マンションにお住まいの方にもぴったりなコンパクトデザインも多いため、次世代へ受け継ぐことを考えた上で、こちらの「家具調仏壇」を選択する人も多いです。
2.唐木仏壇
黒檀(こくたん)や紫檀(したん)など木目の美しい銘木を用いた仏壇です。
唐木が中国が「唐」と呼ばれていた時代に外国産の銘木を用いて作った仏壇ということから、このように名付けられました。
表から見えるところだけに唐木を使っていることも多く、唐木の使用割合によって価格も変わります。
近年は、芯材に木目をプリントして貼り合わせた比較的安価な「唐木仏壇」も揃っています。
3.金仏壇
金箔や金粉を施した漆塗りの仏壇です。
「金仏壇」は塗り仏壇とも言われ、吟味された部材に塗りを施し、その上に金具や金箔、蒔絵などで加飾された工芸品です。
経済産業大臣指定の伝統工芸品となっている産地も数多くあります。
仏壇は“お寺の本堂の縮小版”
仏壇は“お寺の本堂の縮小版”であり、大切な“ご先祖様の家”でもあります。
最適な仏壇を見つけ、供養の心の拠り所としてご家族で大切にしていきましょう。